8月5日に当院が開院して1週間がたちました。
開院まもなくにもかかわらず、毎日多くの発熱患者さんからの問い合わせがあり、新型コロナウイルス感染症の市中での拡がりを実感する毎日です。
以前から新型コロナウイルス感染症の市中への拡がりと検査陽性率には密な相関関係があるとされています。
たしかに、直近で感染者数が最も少なかった6月初旬には全国的に1桁台であった検査陽性率が、7月に入ってにわかに上昇し、現在、東京・大阪などの都市部では60-70%台の高率を推移しています。
昨日(8/13)発表の京都府のPCR検査陽性率は81.6%に上ります。
そこで、まだ検査対象の患者さんはそれほど多いわけではありませんが、
参考までに当院の8月5日から8月9日の新型コロナ抗原検査の陽性率を計算してみると、54.1%でした。
京都府発表の数値に比べると、それほど高い数値ではありませんが、やはり乙訓地域でも新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっているのがわかります。
ただ、幸いにも当院にお越しの患者さんの容態はいずれも軽症の方ばかりですので、これからも手洗い・人混みでのマスク着用・ソーシャルディスタンスの確保など基本的な感染対策を続けながら、少しずつ以前の生活に戻っていけるといいですね。