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院長

山田 真也(やまだ しんや)

山田 真也(やまだ しんや)

ご挨拶

西山天王山やまだ内科クリニック院長の山田真也です。
幼少期は父親の仕事の関係で近畿から遠く離れた東北地方で暮らし、中学校入学から京都市内で過ごしてまいりました。ご縁があって長岡京のお隣の島本町水無瀬に居を構えるようになってから、豊かな自然と文化が薫るこのエリアにすっかり魅了され、当地で医院を開業するにいたりました。 学生時代、漢字が表すように、患者とは『心に串が刺さった者』であると教わりました。病気を診るのは当たり前として、まずは患者さんの抱える不調に真摯に耳を傾けながら、見えない心の串を一本でも多く見つけて抜いていける、そんな医師を目指しています。

 

医療法人shinsに込めた想い

2024年5月より医療法人Shins西山天王山やまだ内科クリニックとして新たなスタートを切ることとなりました。Shin(=シン)は漢字に変換すると、『真・信・慎・芯・伸・新・親・進・・・』など様々なことばに置き換わります。これらは私たち西山天王山やまだ内科クリニックが目指す医療の道しるべともいうべき言葉ばかりです。そんな多くの『シン』を重ね合わせて、私たちの目指す医療を地域の皆様に提供できるよう今後も精進いたします。

経歴

  • 2003年京都府立医科大学医学部卒業・同付属病院消化器血液内科
  • 2005年京都きづ川病院消化器内科
  • 2007年京都府立医科大学大学院消化器内病態制御学
  • 2011年同卒業 学位取得
  • 2011年独立行政法人国立病院機構舞鶴医療センター消化器内科
  • 2013年京都第一赤十字病院消化器内科
  • 2022年西山天王山やまだ内科クリニック開院

資格・所属学会等

  • 医学博士
  • 日本内科学会専門医
  • 日本消化器病学会専門医・指導医・学会評議員
  • 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医・学術評議員
  • がん治療認定医
  • 緩和ケア研修会修了
  • 日本胃癌学会

受賞

  • 第4回ICAT Award優秀賞
  • ICAT publication Award
  • 京都第一赤十字病院学術奨励賞
  • 京都府立医科大学関係病院等協議会医学研究奨励賞

論文

Endoscopic Submucosal Dissection for Early Gastric Cancer in Patients Aged 85 Years Old or Older Is Associated with a Good Prognosis Compared to Conservative Treatment without Any Invasive Procedure.
Yamada S, Dohi O, Harusato A, Iwai N, Horie R, Yasuda T, Yamada N, Horii Y, Majima A, Zen K, Kimura H, Yagi N, Naito Y, Itoh Y.Digestion. 2022;103(5):386-396.

Different risk factors between early and late cancer recurrences in patients without additional surgery after noncurative endoscopic submucosal dissection for early gastric cancer.
Yamada S, Hatta W, Shimosegawa T, Takizawa K, Oyama T, Kawata N, Takahashi A, Oka S, Hoteya S, Nakagawa M, Hirano M, Esaki M, Matsuda M, Nakaya N, Gotoda T.Gastrointest Endosc. 2019 May;89(5):950-960.

Helicobacter pylori Eradication Therapy Ameliorates Latent Digestive Symptoms in Chronic Atrophic Gastritis.
Yamada S, Tomatsuri N, Kawakami T, Nakatsugawa Y, Nishimura T, Fujii H, Sato H, Okuyama Y, Kimura H, Yoshida N.Digestion. 2018;97(4):333-339.

Usefulness of vonoprazan, a potassium ion-competitive acid blocker, for primary eradication of Helicobacter pylori.
Yamada S, Kawakami T, Nakatsugawa Y, Suzuki T, Fujii H, Tomatsuri N, Nakamura H, Sato H, Okuyama Y, Kimura H, Yoshida N.World J Gastrointest Pharmacol Ther. 2016 Nov 6;7(4):550-555.

Rebamipide ameliorates indomethacin-induced small intestinal injury in rats via the inhibition of matrix metalloproteinases activity.
Yamada S, Naito Y, Takagi T, Mizushima K, Horie R, Fukumoto K, Inoue K, Harusato A, Uchiyama K, Handa O, Yagi N, Ichikawa H, Yoshikawa T.J Gastroenterol Hepatol. 2012 Dec;27(12):1816-24.

Reduced small-intestinal injury induced by indomethacin in interleukin-17A-deficient mice.
Yamada S, Naito Y, Takagi T, Mizushima K, Hirai Y, Horie R, Fukumoto K, Inoue K, Harusato A, Yoshida N, Uchiyama K, Handa O, Ishikawa T, Konishi H, Wakabayashi N, Yagi N, Kokura S, Kita M, Yoshikawa T.J Gastroenterol Hepatol. 2011 Feb;26(2):398-404.

ドクターズインタビュー

ドクターズインタビュー

interview

院長山田 真也Shinya Yamada

院長山田 真也Shinya Yamada

地域の人々に親しまれる母校の医師に憧れて目指した医療の道
幅広くきめ細やかな医療で患者様の力になりたい

01.医師になろうと思ったきっかけは?

01.医師になろうと思ったきっかけは?

京都府立医科大学附属病院(以下「府立医大」)で働きたいと思ったのが最初のきっかけですね。府立医大は大学病院なのですが、京都市民にとって心理的な距離感の近い、地域に根差した病院です。かかりつけと言うほどではありませんが、多くの京都市民がお世話になっていたと思います。我が家も同様で、悪性リンパ腫を患っていた祖母も最後まで府立医大にお世話になりました。
患者様との距離が近く、多くの方から親しまれる先生方の姿をみて「自分もこうなりたい」と思い、同学への進学を目指したことを覚えています。

02.消化器内科を専門に選んだ理由は?

02.消化器内科を専門に選んだ理由は?

祖母のこともあり血液内科が念頭にあったのですが、当時の血液内科疾患はその多くが治らないものでした。今は医療技術が進歩しているのでそんなことはありませんが、日々、患者さんが亡くなっていく当時の血液内科で医師を続けていく自信が私にはありませんでした。
一方の消化器内科は、いまだに不治の病も多いものの早期に適切な治療ができれば治る病気も少なくありません。食道から大腸・肝臓・胆嚢・膵臓に至るまで診るという間口の広さも幅広く診療を行いたい私の性質に合っていると感じ、消化器内科の門を叩きました。

03.開業を決意した理由は?

03.開業を決意した理由は?

念願叶って府立医大へと進学し、消化器内科医として主に大学病院や地域の中核病院で勤務を経験させていただきましたが、それは元々目指していた「患者様との距離の近い、地域に根差した医師」の姿とは異なるものでした。例えば私の専門であるがんの治療において病院で行うことは、内視鏡治療で完全に治癒の見込みがある場合か、薬物治療の対象となる患者さんに限られます。結局、手の施しようがなくなってしまった末期の方は、今までどれほど長く深いお付き合いをしていても、最終的には緩和医療を専門とされているホスピスや地域のクリニックさんにお願いするしかありません。病院の性格上、仕方ないことではあるのですが……。そのように患者さんとの接点が制約されてしまうことが開業を決意した理由の一つでもあります。
やはり患者様と近い距離でお付き合いができるのが、開業医ならではの魅力だと思っています。がんをはじめ、高血圧から糖尿病、風邪に至るまで幅広く対応し、患者様のお悩みに寄り添った医療をご提供できることは、私の性に合っているなと感じています。

患者様一人ひとりに合わせた
“テーラーメイド医療”
実体験も踏まえて患者様の
お悩みに心から寄り添う

04.診療時に気をつけていることは?

04.診療時に気をつけていることは?

健康のためとはいえ、お酒が好きな人にいきなり「お酒を止めてください」と言っても難しいと思いますし、食べるのが好きな人に急な食事制限をするのは酷だと思います。そもそも治療に対する患者様のご希望も様々で、「とにかく長生きしたい」という方もおられれば、「つらい思いをするくらいなら、ホドホドに生きられれば良い」という方もいらっしゃいます。
当院では大きな理想を掲げるのではなく、患者様に合わせた“テーラーメイド医療”をご提供し続けていきたいと考えています。無理な治療をご提案しても、続かなければ意味がありませんから。
そもそも人間は「病気を避ける、病気を治すために生きていない」ですからね。気づいたら健康で長生きできていたな・・と思ってもらえるよう、皆様ひとりひとりの価値観を尊重しながらさりげない形でお役に立てるのを目標にしています。

05.実体験を治療に役立てている部分も多い?

05.実体験を治療に役立てている部分も多い?

私は運動が趣味で、かつては野球に自転車、ランニングと幅広く行っておりました。今でも軽いランニングは続けていますので、生活習慣病等で運動指導を行う際は、自分の経験談として運動の大切さを伝えることができると思います。私の場合は自身が運動好きで、さらに怪我をするまでやり込んでしまう悪癖があるので、患者様へアドバイスする際はその点に気をつけています(笑)。
また、私の個人的な経験・関心から、アトピー性皮膚炎などの皮膚科疾患や整形外科的な簡単なストレッチ法などに関しても多少は知識があります。もちろん、当院では専門的な治療ができないこともありますが、その際はお悩みをお伺いしたうえで専門の医療機関をご紹介させていただきます。内科・消化器内科の分野に関わらず、お悩みの最初の相談窓口として当院をご利用ください。

患者様の“当たり前
の生活”をサポート
どんなお悩みにも解決の
糸口を提示できるように

06.クリニックの展望は?

06.クリニックの展望は?

諸々を拡充して、より患者様へ内視鏡検査をお届けしやすい環境を整えていきたいです。内視鏡検査だからこそ発見・治療できる病気もたくさんありますので、検査結果を踏まえて患者様ごとに適切な検査頻度をお伝えして、定期的な検査の受診に繋げるようにしています。ただ、「これまでの一度も内視鏡検査を受けたことがない」という方には、一度は検査を受けていただければと思います。
また、ゆくゆくは訪問診療などの体制も整えて、通院が難しい患者様にもしっかり対応できるよう、クリニックの診療の幅を広げていきたいとも考えています。

07.ホームページをご覧の方へメッセージをお願いします

07.ホームページをご覧の方へメッセージをお願いします

大きな病気というほどではないのですが、私も一時期原因不明の体調不良に見舞われたことがあります。つらいのに異常が見られないので誰にも伝わらない、分かってもらえない……。こうしたお悩みを抱えておられる方は多いと思いますが、そのつらさを私自身も痛感しました。
だからこそ、当院を頼って来てくださった方には何かしら答えをご提示したいと思っています。すぐの対応は無理でも、専門医へのご紹介などを通して、お悩みを解決するための糸口を一緒に考えさせていただきます。
「頼れるところがない」と途方に暮れている方がおられれば、まずはお気軽に西山天王山やまだ内科クリニックまでご相談ください。

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